僕たちコーギー犬のお尻に尻尾は無い。なんでも、僕らが赤ん坊の時に人間の手によって無くなってしまうらしい。僕はその事を覚えているかしら?たぶん忘れてしまっているのかもしれない。それとも、覚えてるのかな?なんか、面白くないと自分の後ろを追いかけてグルグル回ったりすることがあるから、もしかして、それが僕の尻尾の思い出の名残かもしれない。
でも、現実、過去はどうあれ、今の僕の尻尾の無いお尻は、丸くてハートの形だし、歩くたびに左右に振れて可愛いっておばさんは思ってくれている。コーギー犬を見る人は誰もが思うのではないかしら。
だけど近頃は、僕らを家族として受け入れてくれている人たちの中で尻尾があっても良いと思ってくれる人が増えて、尻尾のあるコーギー犬が多くなっているそうだ。それはそれでよいことだと思う。
僕らも神様から頂いたままの姿で生きていけるのは素敵だからだ。羊や牛を追いかけるコーギーはごく限られた地域にすんでいるんだしね。コーギー犬らしく というのも、なかなか、深遠な問題を抱えているのだ。 人間も犬君たちも、生きている中では理不尽と思えることを、抱きしめていかなくてはならないのだ。ウワーーーン!!でも、僕のお尻のハートは可愛いんだよ。
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